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はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学 新装版

文春文庫 な2-56

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-16-792088-3
4-16-792088-3
税込価格 770円
頁数・縦 218P 16cm
シリーズ名 はじめは駄馬のごとく

商品内容

要旨

トップの陰で目立たず、清くしたたかに―田舎の豪族の小伜に過ぎなかった北条義時、家康と三代家光に挟まれ霞みがちな徳川秀忠に見る、二番目として生きる極意。一方、陰の役に徹しきれなかった源義経、明智光秀の末路の訳は?現代を生きる我々に深い気づきを与えてくれる、今こそ読みたい名著。城山三郎氏との対談を収録。

目次

北条義時―はじめは駄馬のごとく
源義経―スタンドプレーが怪我のもと
徳川秀忠―花咲くモグラ戦術
平時忠―平家政権の仕掛人
明智光秀―途中入社の栄光と挫折
藤原不比等―大忠臣の完全犯罪
視点を変えて―ナンバー1からの採点
対談―城山三郎・永井路子

著者紹介

永井 路子 (ナガイ ミチコ)  
大正14(1925)年、東京に生れる。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。昭和40年、「炎環」で第52回直木賞受賞。57年、「氷輪」で女流文学賞受賞。59年、第32回菊池寛賞受賞。63年、「雲と風と」で吉川英治文学賞受賞。平成21年、「岩倉具視」で毎日芸術賞受賞。令和5(2023)年、逝去。享年97(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)