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星落ちて、なお

文春文庫 さ70−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-16-792195-8
4-16-792195-2
税込価格 891円
頁数・縦 361P 16cm

商品内容

要旨

不世出の絵師・河鍋暁斎の娘とよは暁翠の画号をもつ女絵師。父亡き後、仲がよいとは言えぬ腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。明治大正の激動の時代、家族の生活を担いつつ、絵師として母として、愚直に己の生を全うした女の一代記。第165回直木賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

第165回直木賞受賞作! 巨星・河鍋暁斎の娘として、 明治大正の動乱を真っ直ぐに生き抜いた 女絵師・暁翠の一生。 不世出の絵師・河鍋暁斎の娘・とよは 暁翠の画号をもつ女絵師。 父亡き後、仲がよいとは言えぬ 腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、 洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。 明治大正の激動の時代、家族の生活を担いつつ、 絵師として母として、 愚直に己の生を全うした女の一代記。

著者紹介

澤田 瞳子 (サワダ トウコ)  
1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士課程(前期)修了。時代小説のアンソロジー編纂などを行い、2010年、『孤鷹の天』で小説家デビュー。2011年、同作で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。『満つる月の如し 仏師・定朝』で2012年、第2回本屋が選ぶ時代小説大賞、同作品で2013年、第32回新田次郎文学賞受賞。2016年、『若冲』で第5回歴史時代作家クラブ賞作品賞と、第9回親鸞賞を受賞。2020年、『駆け入り寺』で第14回船橋聖一文学賞を受賞。2021年、『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)