• 本

心はどこへ消えた?

文春文庫 と34-2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-16-792334-1
4-16-792334-3
税込価格 858円
頁数・縦 270P 16cm

商品内容

要旨

夫が嫌いな上品な老婦人、段ボールにひきこもる少年、悲劇のヒロインを演じる女性…臨床心理士の著者は、日々の出来事やカウンセリングを通して出会う人々の大きな重荷を背負った心が変化する瞬間を掬い上げる。あなたが見失ってしまっている心にもう一度出会うためのヒントが詰まったエッセイ集。

目次

春(バジーさんが転んだ
メールで卓球 ほか)
夏(補欠の品格
補欠の人格 ほか)
秋(午前4時の言葉たち
雑談賛歌 ほか)
冬(中学受験の神様
ハルマゲドンの後で ほか)
また、春(孤独の形
段ボール国家 ほか)

出版社・メーカーコメント

今ほど心が蔑ろにされている時代はない。その理由を解き明かし、心の在り処を探る。心を取り戻すための小さな物語が詰まった一冊。

著者紹介

東畑 開人 (トウハタ カイト)  
1983年生まれ。2010年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。臨床心理士・公認心理師。沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、14年から十文字学園女子大学専任講師、19年から准教授、22年に退職。17年より白金高輪カウンセリングルームを主宰。著書『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞、第10回紀伊國屋じんぶん大賞2020大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)