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夕顔の恋 最高の女のひみつ

出版社名 朝日出版社
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-255-00504-1
4-255-00504-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

生身の女として触れ合ってみたい。男であれば誰もがそう思う女性、夕顔はなぜ、それほどまでに魅力的なのか?そのひみつを、源氏物語をひも解き明らかにする究極の「男を夢中にさせる理想の女」論。

目次

第1章 「雨夜の品定め」の女たち(光源氏の性癖
頭中将の登場
長雨の物忌のつれづれに ほか)
第2章 夕顔という女との遭遇(夕顔、その謎めいた登場
見られていた源氏の振る舞い
夕顔との急接近 ほか)
第3章 死の家にて(なにがしの院に至る
運命の日が明ける
そして、その夜ついに… ほか)

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生。作家・書誌学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学・国文学。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。学術論文、エッセイ、小説の他、料理、能、自動車、詩、古典文学等幅広く執筆し著書多数。作曲家に歌曲のための詩を提供、合唱曲、校歌、社歌、市歌などの作詩も多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)