宮城まり子とねむの木学園 愛が愛を生んだ軌跡
出版社名 | 潮出版社 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-267-02271-5
(4-267-02271-2) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 243P 20cm |
商品内容
要旨 |
戦後の日本で歌手、女優として活躍した宮城まり子は、なぜ「ねむの木学園」という家庭をもたず、身体機能に、知恵に障害をもつ子どもたちのための施設と学校をつくったのか―。「肢体不自由児養護施設」という名称も法律も何もない時代、彼女は、多くの人たちから受けた知恵と勇気に支えられながら、国を動かし、「ねむの木学園」を創設した。宮城は、「ダメな子なんか一人もいない」といい、教育とは「生きていくお手伝い」という。素朴ともいえるこうした言葉は、彼女のこれまでの“戦仕度の日々”から生まれた厳しくもやさしさに満ちた、子どもたちの幸せを心から願う愛の言葉だった。「ねむの木学園」は、単に特別支援教育という領域だけに止まらず「教育とは何か」という問いに、大きな示唆を与えてくれる。人生のすべてを子どもたちに捧げた宮城まり子―初の本格評伝。 |
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目次 |
第1部 宮城まり子とねむの木学園のあゆみ(宮城まり子の生い立ち |