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ろう者と聴者の懸け橋に 「手話通訳士」兼「日本語教師」の挑戦

出版社名 大月書店
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-272-36097-0
4-272-36097-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

日本で唯一の手話&日本語講座の教室から。言語学習の体系的メソッドによって、聴者には手話を教え、ろう者には手話で日本語文法を指導する、その教授法を公開。ろう者に対する差別や偏見、また、手話の世界の問題点にも言及。ろう者と聴者が互いを尊重しあえる社会をつくるために。

目次

プロローグ 手話でおこなう日本語講座―聴覚障がい者のサリバン先生として
第1章 ろう者にとって日本語とは―大学入学までの長い道
第2章 日本語が苦手な聴覚障がい者が多いわけ
第3章 知っておきたい「日本語対応手話」と「日本手話」の違い
第4章 「聞こえない」ことの違い―「ろう者」「中途失聴者」「難聴者」「人工内耳装用者」それぞれに異なる大変さ
第5章 手話講習会が受講生を苦しめるなんて―「手話の世界」で涙した多くの人たち
第6章 「日本語教師」と「手話通訳士」、二つの資格をもっている理由
第7章 手話と日本語の指導に不可欠な言語知識―テンダーメソッドへ
エピローグ 正しい言語知識を広めるために

著者紹介

鈴木 隆子 (スズキ タカコ)  
東京都武蔵野市吉祥寺出身。手話通訳士。日本語教育能力検定試験に合格した日本語教師。宅建士の資格あり。「テンダー手話&日本語教室」代表。2008年より日本で唯一の「聴覚障がい者のための手話でおこなう日本語講座」を開講。外国人のための日本語教育を聴覚障がい者向けにアレンジした独自の教授法で指導中。立教大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)