酒狩りの民族誌 ポスト植民地状況を生きるアボリジニ
出版社名 | 御茶の水書房 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-275-02177-9
(4-275-02177-0) |
税込価格 | 8,800円 |
頁数・縦 | 306,6P 23cm |
商品内容
要旨 |
厳しい飲酒規制がしかれる町の一角で、祖先から受け継がれた物語をキャンバスに描きながら、当たり前のように酒を飲んでいるアボリジニの人びと。彼らは「人種差別」と批判されるような国家の強圧的な介入に対して、抵抗するわけでもなく、従うわけでもなく、狩りの知識とスキルを活かして平然とそれをかわし、楽しそうに酒を飲み続けていた。「危機」に直面しているといわれているアボリジニ社会の、この「危機らしからぬ」現状を、私たちはどう理解することができるのだろうか。 |
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目次 |
序論 |