みぎての左甚五郎
文芸社文庫 し6−8
| 出版社名 | 文芸社 |
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| 出版年月 | 2025年6月 |
| ISBNコード |
978-4-286-26195-9
(4-286-26195-6) |
| 税込価格 | 770円 |
| 頁数・縦 | 242P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
この男の右に出る者はいないと評される彫り物職人、左甚五郎が、世にはびこる悪党をおのれの「みぎて」で黙らせる!旨い酒や大金をちらつかせ、欲を満たすために彫刻を依頼したとて、依頼人に惚れ込まなければ容易に受けない甚五郎。だが、ひとたび彫ると決めると、「絶対に中を覗くなよ」と言い残して小屋に籠る。なまぐさ断ちをして彫った、人々が驚愕する木像に潜む秘密とは。死んだ妻の幽霊を捜すという、常人には理解できない旅の途中で、厄介事に巻き込まれながらも放っておけない天才肌の人情家。甚五郎が巻き起こす、笑いあり涙あり不思議ありの痛快時代小説ついに開幕! |
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出版社・メーカーコメント
右手は義手、ギラリと光る鋭い目つきで全身黒づくめの男は、依頼主に惚れ込んだ時だけ仕事をする。そして「絶対に中を覗くなよ」と言い残し、小屋にこもり最後のひと彫りをしたその時、目の前で起こるのは世にも不思議な現象だった。旅籠を窮地に追い込む悪党や高飛車な家老など、世の悪をおのれの「みぎて」で黙らせる時代小説。「天下一の彫り物職人、左甚五郎たぁ、俺のことだっ!」