• 本

ブランドカルチャライズ

出版社名 クロスメディア・パブリッシング
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-295-40695-2
4-295-40695-3
税込価格 1,738円
頁数・縦 230P 19cm

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要旨

新興国の技術力が向上し、かつての高度経済成長時代のように、日本製品が高品質・低価格というだけでは勝負ができなくなっている。メイド・イン・ジャパンがブランドになりづらい今日、海外進出の際には、現地消費者の嗜好やニーズ、流行に合わせたブランド展開が必要だ。具体的にどうしたらいいのだろうか。本書では、海外の消費者の「知覚」に合わせて商品・サービスやその売り方を調整することを「ブランドカルチャライズ」と呼び、著者らが携わったマーケティングプロジェクトを含む豊富な事例を紹介しながら、その考え方や実践方法を解説している。世界的にヒットしたアニメ映画の日本版では、劇中に登場する物やスポーツなどを日本人に馴染みのあるものに変えるなど、きめ細かな調整(カルチャライズ)を行っているという。それをブランドマーケティングに応用したのが「ブランドカルチャライズ」だ。著者の久保山浩気氏はbalconia Shanghai ltd.総経理。IMJ(現アクセンチュア)の事業部長、米系ブランディングファームのアカウンティングディレクターなどを経て現職。川崎訓氏はbalconia Shanghai ltd.副総経理。インテージ・ホールディングスの中国事業統括を経て現職。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年9月30日]

商品内容

要旨

ブランドコンサルタントのノウハウ、海外マーケティングの落とし穴と対策を徹底解説。

目次

第1章 ブランドカルチャライズとは(「品質の差」の時代を勝ち抜いた日本
「印象の差」の時代に必要なマーケティング ほか)
第2章 現地のバックグラウンドを理解する(ブランドカルチャライズのプロセス
「現地のバックグラウンドを理解する」の位置づけ ほか)
第3章 市場とターゲットを理解する(機会の発見
ターゲットを理解する)
第4章 ブランドの表現を調整する(ブランド・エクイティのカルチャライズ
ブランドガイドの開発)
第5章 コミュニケーション戦略のカルチャライズ(海外にブランドを届けるためのメッセージ戦略とメディア戦略
ファネル構造の違い ほか)

著者紹介

久保山 浩気 (クボヤマ コウキ)  
balconia shanghai ltd.総経理。IMJ(現アクセンチュア)の事業部長として、日本のデジタルマーケティングに従事。その後、米系ブランディングファームのアカウンティングディレクターとして、米国のブランディング・マーケティングを経験。2015年より上海在住。balconiaには2017年の創業メンバーとして参画し、東京法人の戦略チーム、クリエイティブチームの管掌、および香港・上海法人の代表を務める
川崎 訓 (カワサキ サトシ)  
balconia shanghai ltd.副総経理。インテージ・ホールディングスの中国事業統括を経て現職。2012年より上海在住。一貫してグローバルリサーチに従事。日系企業を中心に、消費者理解を軸とした海外マーケティングのサポートを続けている。balconiaでは、消費者インサイトを起点にマーケティング戦略立案やクリエイティブへの提案を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)