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ダーウィンの罠 私たちはなぜ重要な選択を間違い続けるのか?

出版社名 日経BP
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-296-00214-6
4-296-00214-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 410P 19cm

商品内容

要旨

1902年のフランス領ベトナム。ネズミが大繁殖し、役所では「ネズミの尾を切って持ってきた者に報酬を与える」という触れ込みを出した。役所には大量の尾が持ち込まれるが、市内のネズミは増えるばかり。なぜか…。人類のミステリーに迫る衝撃作。

目次

第1部 進化の誤作動(ダーウィンの悪魔 悪事が利益になる構造
ダーウィンの悪魔の事例 悪い同僚ほど出世するのはなぜか
天使と悪魔、そして生命の壮大な闘いの歴史
生命を脅かす悪魔)
第2部 滅亡の瀬戸際(枯渇する世界:資源をめぐる軍拡競争
絶滅兵器:力の軍拡競争
AIは神になるか:知性の軍拡競争)
第3部 滅亡をいかに回避するか(最後の遷移 協調的な行動が適応される時代
力を基礎とした中央集権体制
間接的な互恵関係と「評判」の力
評判の市場 新多くの人々の利益を取る行動を促す
ダーウィンの悪魔を抑え込むためにあなたにできること)

出版社・メーカーコメント

新時代の知性 人類のミステリーに迫る衝撃作 斎藤幸平氏推薦!「短期的な成功を競うほど、社会は破滅へと近づく――それが「ダーウィンの罠」だ。本書は、進化の力と資本主義が結託する危うさを暴き、私たちに協調にもとづく新たな社会像を迫っている。絶滅の回避はまだ可能だ」私たちはなぜ、短期的な成果にすがり、長期的な展望を見失ってしまうのか。企業の不正から、核兵器やAIの進化まで。経済学の理論などを用いて、スウェーデンの気鋭の知性が、よりよい選択をするための方法を探る。1902年、フランス領時代のベトナムのハノイでネズミが大繁殖した。役所では「ネズミの尾を切って持ってきた者に報酬を与える」という触れ込みを出した。役所には大量の尾が持ち込まれるが、市内のネズミは増えるばかり。…実は人びとは報酬目当てに尾だけを切り、ネズミは放していたのだ。さまざまな場面で「短期的な成果を出すために、長期的な目標、展望を見失う」という過ちが起きてしまうことがある。著者はこれを「ダーウィンの悪魔」と呼ぶ。ダーウィンの唱えた進化の「選択圧」(その環境によって、生物の進化が一定の方向に導かれてしまうこと、圧力になってしまうこと)になぞらえて、良くない結果つながっていく現象になぞらえた言葉だ。会社組織で数字を達成するために、マネージャーが不正をしたり従業員に厳しくすることで、結果的に利益より大切な社会的信用を失ってしまう。AIによる知の軍拡競争、SNS、国家同士の対立など…困難な選択に、私たちはどう立ち向かうべきか。

著者紹介

ロン,クリスティアン (ロン,クリスティアン)   R¨onn,Kristian
企業のカーボンアカウンティングを自動化するテック企業「Normative」のCEO兼共同創業者。数学、哲学、コンピュータサイエンス、人工知能の分野に学識がある。Normative創業前は、オックスフォード大学フューチャー・オブ・ヒューマニティ研究所で地球規模の破滅的リスクに関する課題に取り組み、COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)、ダボス会議、ストックホルム+50で、炭素会計分野における講演を行った。国連開発計画(UNDP)から「持続可能な開発目標(SDGs)13:気候変動に歯止めをかける」への貢献を認められている
夏目 大 (ナツメ ダイ)  
翻訳家。1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)