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日本銀行虚像と実像 検証25年緩和

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-296-11785-7
4-296-11785-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

2023年、日銀に初の経済学者総裁が誕生した。植田新総裁は25年間の長期緩和を「多角的にレビューしていく」と表明する。新日銀法が施行されて四半世紀。速水、福井、白川、黒田と、4人の総裁が駆け抜けた。虚像と実像の間で揺れ動く日銀。ベテランの金融記者が実録から説き起こす。

目次

序章 日銀と通念の破壊者
第1章 初の経済学者総裁の誕生(2023年〜)
第2章 アベノミクス、世紀の実験(2013〜18年)
第3章 最長総裁、黒田氏の無念(2018〜23年)
第4章 「アクシデントの総裁」白川氏(2008〜13年)
第5章 デフレの始まり、速水氏・福井氏(1998〜2008年)
第6章 苦悶のパウエルFRB(2020年〜)
第7章 魔法の杖はない

著者紹介

河浪 武史 (カワナミ タケシ)  
日本経済新聞社金融・市場ユニット金融部長。1972年生まれ。95年日本経済新聞社入社、金融機関、日銀、財務省などの取材を担当。米コロンビア大客員研究員を経て、15年からワシントン支局特派員。米国ではFRBやトランプ政権の取材を担当した。21年より現職。国内外の金融政策、金融ビジネスを巡る報道を統括している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)