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信望なき大国 日本人が知らない「トランプのアメリカ」

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-296-12428-2
4-296-12428-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 304P 19cm

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要旨

アメリカ東部時間の2025年1月20日にドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ大統領に就任して以来、その政策決定や言動に世界は振り回され続けている。彼を2度目となる大統領職に押し上げたアメリカ国民の間には、「冷たい内戦」とまで呼ばれる深刻な分断が続く。世界の信望を失いつつある超大国はどこに向かうのか。本書は、2021年4月からワシントンに赴任し、4年にわたり現地取材を続けた日本経済新聞記者が、トランプ大統領による政治について、政治家、一般市民などの生の声を丹念に拾いつつ現状を考察したルポルタージュ。トランプ政権下のアメリカは、国内の分断を背景に極端な自国第一主義を貫き、予想もつかない施策を打ち出すことで、これまで培った民主主義や法の支配、人権、自由といった普遍的な価値と、リベラルな国際秩序を主導する盟主としてのブランドを大きく毀損した「信望なき大国」となっているようだ。著者は日本経済新聞社米州総局長。日本経済新聞社で財務省や厚生労働省、経済産業省、日銀などの経済・金融政策を長年取材した後、2012年から4年間、北京で取材活動を行い、重慶支局長も兼ねる。2021年4月にワシントン赴任、翌年ワシントン支局長、2025年4月より現職。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年6月18日]

商品内容

要旨

幻滅。偽善。排斥。傲慢。超大国を蝕む負の連鎖は、アメリカを、そして世界をどこへ連れて行くのか。トランプ信者、反トランプ主義者、マイノリティ、不法移民ほか、4年にわたる現場取材から描き出す。前ワシントン支局長による渾身のルポ!

目次

序章 「王」の帰還
第1章 幻滅―「2つのアメリカ」、その現場から
第2章 偽善―なぜ「エリート」は嫌われるのか
第3章 排斥―国境に押し寄せる「普通」の人々
第4章 傲慢―秩序をねじ曲げる「暴君」の時代
終章 さらば「アメリカの世紀」

出版社・メーカーコメント

歴史の修正が始まった。2025年1月20日夜、第47代アメリカ大統領に返り咲いた共和党のドナルド・トランプは4年ぶりにホワイトハウスの執務室「オーバルオフィス」に席を落ち着けると、その手に握った巨大な権力を無造作に振るった――。国際経済と安全保障の規律をねじ曲げる「暴君」の帰還は、世界を混乱の渦にたたき落とし、大国としてのアメリカへの信頼を損なっている。背景にあるのは、アメリカ全体を分断する巨大な遠心力。一国に2つのアメリカがあるような「冷たい内戦」をもたらすものの正体に、トランプ信者、反トランプ主義者、マイノリティ、不法移民ほか、多数の現場取材から描き出す。日本には届かない生の声を現地特派員が丹念に拾った渾身のルポルタージュ!「実際にこの国で暮らす人々の声を集め、彼らが世界をどうとらえ、何を感じ、どう考え、どう行動するか。その積み重ねの中から、アメリカの全体像に対する理解の解像度を高めようというのが、私がこの本で試みたことだ」――本文より

著者紹介

大越 匡洋 (オオコシ マサヒロ)  
日本経済新聞社米州総局長。1995年早稲田大学政治経済学部卒、日本経済新聞社入社。財務省や厚生労働省、経済産業省、日銀などの経済・金融政策を長年取材。2005年から2年間は自民党、民主党を担当。2012年から4年間、発足したばかりの習近平政権下の中国を北京から取材、重慶支局長も兼務。1面連載のデスクなどを経て2021年4月にワシントン赴任、2022年4月より同支局長。2025年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)