• 本

企業不祥事の真相 「普通の人」を悪者に仕立てる歪んだ構造

日経プレミアシリーズ 542

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-296-12460-2
4-296-12460-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

不正に加担したのか、させられたのか?ニュースでは語られない、気づけば“犯罪者”という現実が明日、あなたを襲うかもしれない。宝塚、オルツ、小林製薬、フジテレビ…実例とともに、誰もが直面しうる組織の歪み・重圧の中で揺れ動く人々の葛藤を描き、企業が抱える問題を抉り出す。

目次

第1章 会社の事業計画や投資意思決定に潜むリスク(事業計画の失敗が現場の不正を生み出す―宝塚歌劇団とダイハツ工業
ポイント・オブ・ノーリターンは、ずっと前―取引先の横暴に屈した損保ジャパン、テレビ局
データ偽装の真因は、風土ではなく“撤退しない無策”―勝てない領域で戦った東洋ゴム工業、三菱自動車、三菱電機
間違ったルールは普通の人を犯罪者にする―科研費、かんぽ生命、コスト+αの間違ったインセンティブシステム)
第2章 経営者の意思決定に潜むリスク(トップが“素人”の“新規ビジネス”は危険がいっぱい―急いて事を仕損じたリクナビ、セブンペイ、WELQ
「大風呂敷」と「実力」の差―上場ベンチャーの悲しい粉飾決算―グレイステクノロジーとオルツ、異なる性質の2つの事件
事件を矮小化した現場と、リーダーシップをとらない経営者―危機管理に失敗した小林製薬とみずほ銀行
「名誉にこだわり、財務に無頓着で、哲学を語る」経営者には要注意―東芝の西田厚聰氏、カネボウの伊藤淳二氏)
第3章 時代の変化と自社のあり方との不適応に潜むリスク(コロナ禍で追い詰められた旅行業界と、不正という“静かな選択”―踏みとどまれなかったKNTとHIS
社会の異端者は引きずりおろす。理由は何でもよい―漢検、リクルート、ライブドア
“フジテレビ問題”はあなたの会社でも起こる―性役割意識や説明責任が欠如していたフジテレビ)

著者紹介

秋山 進 (アキヤマ ススム)  
プリンシプル・コンサルティング・グループ代表取締役。リスクマネジメントコンサルタント。京都大学卒業後、リクルートにて社長室、事業企画・商品企画などを担当し、独立。経営再建中であったカネボウ化粧品(当時)CCO代行、上場企業の社外取締役や社外監査役のほか学校法人、NPOなど多様な組織形態の経営に関わる業務を遂行。現在は、リスク管理委員会やコンプライアンス委員会のアドバイザー、ガバナンスやコンプライアンスに関する講演や研修を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)