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量子コンピュータが本当にわかる! 第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性

出版社名 技術評論社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-297-11135-9
4-297-11135-7
税込価格 2,068円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

目次

第1章 量子コンピュータとは?
第2章 量子力学の最も美しい実験から探る量子コンピュータの正体
第3章 量子コンピュータの計算の仕組み
第4章 量子コンピュータはなぜ計算が速いか?
第5章 量子コンピュータの実現方法
第6章 光量子コンピュータ開発現場の最前線

おすすめコメント

▼日本における数少ない量子コンピュータの開発者自身が、かみくだいたやさしい話し言葉で、そのしくみから可能性までを明かす、量子コンピュータ読本の決定版!▼Googleが「量子超越性」を実証するなど、量子コンピュータ周辺のニュースが世間を騒がせるようになってきました。一方で、華々しい話を強調しすぎるせいで量子コンピュータにSFじみたひみつ道具のようなイメージが広がり、実態をきちんと知りたい人にとって必要な情報はあまり提供されていません。本書は現場を知り尽くした開発者が、ポピュラーサイエンス本読者にむけて、量子コンピュータで行う計算も通常のコンピュータにおける計算の原理の延長線上にあることや、どこにどう量子の性質が使われてどういう場合に計算が速くなるのかなどを、かみくだいたやさしい言葉で解説します。また、現在実際に開発が進められている量子コンピュータについて、その種類や長所・短所、将来の展望などを述べます。

著者紹介

武田 俊太郎 (タケダ シュンタロウ)  
1987年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科准教授。専門は量子光学・量子情報科学。日本における数少ない量子コンピュータの開発者。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、分子科学研究所での職を経て、2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)