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メガソーラーが日本を救うの大嘘

出版社名 宝島社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-299-03621-6
4-299-03621-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 303P 18cm

商品内容

要旨

メディアが黙殺する太陽光発電の「正体」を専門家たちがレポート!太陽光発電で環境破壊が進みつつある恐るべき事実。

目次

第1章 「太陽光発電が日本を救う」の大嘘(巨額の国民負担で“ジェノサイド支援”東京都「パネル義務付け」はこんなにヤバい!(杉山大志(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹))
“ザル法”で全国に乱立するメガソーラー建設計画 人命や環境保護よりも再エネ推進が大事か(山口雅之(全国再エネ問題連絡会共同代表)) ほか)
第2章 環境原理主義が国民を不幸にする(ソーラー事業推進で日本だけが大損!脱炭素の大号令に惑わされず、現実路線に転換を(加藤康子(元内閣官房参与、評論家))
またもや大暴走するドイツ・緑の党 再エネ推しで「ロシア依存」を打破できるのか(川口マーン惠美(作家)) ほか)
第3章 再エネ推進が招くエネルギー危機(G7中心の歪な「環境原理主義」が世界を分断しエネルギー危機を長期化させる(有馬純(東京大学公共政策大学院特任教授))
「再エネ賦課金」で電気料金が爆上がり 格差拡大と電力クライシスは現実になる(山本隆三(国際環境経済研究所所長)))
第4章 太陽光マネーの「不都合な真実」(「再エネは社会に役立つ」という虚構 利権が絡めば科学者は平気でウソをつく(掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授))
企業「環境・CSR担当」が告発 欺瞞に満ちたESG、SDGsと“下請けいじめ”(藤枝一也(素材メーカー環境・CSR担当) ほか))

出版社・メーカーコメント

太陽光発電というと「地球に優しい」「持続可能な自然エネルギー」という良いイメージが強いが、日本政府が莫大な補助金を支出していること、それが「再エネ賦課金」として市民の電気代に上乗せされていることをご存じだろうか? それどころか、土砂災害リスク、森林伐採や有害物質の流出など、太陽光発電は<まったくエコではない>という“不都合な真実”が隠されている――。となれば、いったい何のために「メガソーラー事業」が推進されているのか? 「エコビジネス」で荒稼ぎしているのは誰なのか? 複数の専門家が徹底レポートする。

著者紹介

杉山 大志 (スギヤマ タイシ)  
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任
川口 マーン惠美 (カワグチ マーンエミ)  
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学院ピアノ科卒業。『ドイツの脱原発がよくわかる本 日本が見習ってはいけない理由』(草思社)が第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回同賞の特別賞を受賞
掛谷 英紀 (カケヤ ヒデキ)  
筑波大学システム情報系准教授。東京大学理学部生物化学科卒業。同大大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て現職
有馬 純 (アリマ ジュン)  
1982年、東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。OECD代表部参事官、IEA国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、大臣官房審議官地球環境問題担当、JETROロンドン事務所長等を歴任。現在、東京大学公共政策大学院特任教授。これまでCOPに16回参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)