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恋愛の日本史

宝島社新書 685

出版社名 宝島社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-299-04297-2
4-299-04297-2
税込価格 990円
頁数・縦 219P 18cm

商品内容

要旨

しばしば「日本は性のタブーがない」といわれるが、本当に日本は性におおらかな国なのか。古代に集中する女性天皇、平安時代の『源氏物語』に見る女性の地位の高さをはじめ、中世の遊女と僧侶の男色、天下人3人や戦国武将の男色といった文化。また、「夜這い」「盆踊りでの乱交」など戦前まで行われていた民俗文化の由来をひもときながら、日本人の性愛、恋愛、男女にまつわる歴史を、人気の東大教授が大胆に解釈する。

目次

第1章 日本は本当に性に大らかなのか?(日本文化の中心は恋である
古代日本における女性の地位は高かった!? ほか)
第2章  源氏物語の時代(女流文学の誕生と自由恋愛
日本文学の傑作『源氏物語』が描く赤裸々な恋愛 ほか)
第3章 中世の男と女(中世の女性の地位は高かったのか?
女性上位の時代 ほか)
第4章 戦国武将の性愛(戦国武将の色好み
天下人の性愛(1) 織田信長 ほか)
第5章 江戸時代は「男尊女卑」社会か?(江戸時代は男尊女卑社会だったのか?
江戸に花開く庶民文化 ほか)

出版社・メーカーコメント

「夜這い」「盆踊りでの乱交」など戦前まで行われていた民俗文化の由来とは? しばしば言われる「性のタブーのない日本」ですが、本当に日本は性に大らかな国と言えるのか。2024年の大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部と『源氏物語』にも言及しつつ、性愛、恋愛、男女の歴史をひもといていきます。

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し日本中世史を学ぶ。史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)