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大岡昇平の時代

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-309-02824-8
4-309-02824-1
税込価格 2,530円
頁数・縦 305P 20cm

商品内容

要旨

『俘虜記』から『昭和末』まで―時に激しく、時に不器用に、全身を「文学」に捧げた作家の生涯が、いま甦る。

目次

第1章 『俘虜記』に始まる
第2章 長篇の達成
第3章 『花影』と「黒髪」、そして『酸素』
第4章 推理小説と裁判小説
第5章 富永太郎と中原中也
第6章 少年時代の意味
第7章 漱石、鴎外、そしてスタンダール
第8章 『昭和末』をめぐって

おすすめコメント

『俘虜記』から『昭和末』まで  昭和という時代を「文学」とともに生き、背負った作家・大岡昇平。文学の、そして文学者という存在の本質を現代に問う、決定作!

著者紹介

湯川 豊 (ユカワ ユタカ)  
1938年新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。「文學界」編集長、同社取締役などを経て退社。その後、東海大学教授、京都造形芸術大学教授を歴任。2010年『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)