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新選組粛清録

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-309-22809-9
4-309-22809-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 212P 20cm

商品内容

要旨

寄せ集め集団・新選組が組織として存在するには、苛烈な内部粛清を必要としたのか。散っていった四十余人の姿と処分の実際を、史料に基づき追い、組が奉じた武士道とは何だったのかを浮き彫りにする。書き下ろし。

目次

第1章 隊規以前の混沌と粛清(殿内義雄―粛清第一号の野望
家里次郎―四面楚歌、名家出の創設者 ほか)
第2章 脱走者追討の掟(加納惣三郎―前髪の美剣士は実在したか?
松山幾之介―故郷で待っていたもの ほか)
第3章 四箇条の禁令(石川三郎―鉄の四箇条禁令、最初の犠牲者
瀬山多喜人―町家の女性と密通、石川とともに処断 ほか)
第4章 新選組と御陵衛士との規約(田中寅蔵―萩も咲け咲け…惜しまれた離脱
矢口健一郎―遥かなる御陵衛士 ほか)

出版社・メーカーコメント

新選組は多くの浪士を殺害したと誤解されがちだが、実際は隊規に触れ粛清された隊士が四十余人と圧倒的に多い。彼らの粛清の理由を追うことで、新選組の本質に迫る初めての本。

著者紹介

伊東 成郎 (イトウ セイロウ)  
1957年、東京生まれ。新選組研究家。明治大学文学部史学地理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)