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城 夢想と現実のモニュメント

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-309-40642-8
4-309-40642-4
税込価格 715円
頁数・縦 189P 15cm

商品内容

要旨

「おそらく城とは、何よりもまず、専制君主の夢想のための場所なのだ」―自らカステロフィリア(城砦愛好)を認ずる渋沢龍彦の珠玉のエッセイ集。そこでは、ばさら的創造力で安土城を築き上げた織田信長が“戴冠せるアナーキスト”ヘリオガバルスに重ね合され、サド侯爵の秘められた“サディズムの実験室”がラコストにひろがる廃墟のなかに幻視される。

目次

会津城
千代田城
多宝塔
ストゥーパ
ラマ塔
天壇の祈年殿
サン・タンジェロ城
隅櫓
望楼
女牆〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

権力意識が一点に凝集し、しかも絶対的な夢想に支配された〈城〉。織田信長の「幻の城」安土、廃墟となったサド公爵のラコストの城……カステロフィリア(城砦愛好)に憑かれた人々をめぐる珠玉のエッセイ集。

著者紹介

渋沢 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928年東京に生まれる。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた。1987年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)