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食いしん坊

河出文庫 こ13−3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-309-41092-0
4-309-41092-8
税込価格 836円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

無類の食道楽小島政二郎は、うまい物に身も心も捧げた稀代の食通であった。納屋橋饅頭、麩嘉の笹巻き、名古屋流スキ焼、黄肌の鳥、桐正宗、ももんじ豊田屋といった逸話から、隠れた銘店、名も知れぬ小店の頑固親父のこだわりまで。鏡花、芥川、魯山人…といった文人との食の想い出に到る、味の文壇交友録。

目次

東京のお菓子
納屋橋饅頭
お茶の話
麩嘉の笹巻き
片岡鐵兵と椿餅
芥川の舌
名古屋流のスキ焼と信州蕎麦
魯山人と黄肌の鳥
桐正宗
生野の蒲焼〔ほか〕

著者紹介

小島 政二郎 (コジマ マサジロウ)  
1894年、東京下谷生まれ。作家。慶應義塾大学国文科卒(後に講師)。永井荷風に傾倒して文学を志す。芥川龍之介、菊池寛らと交誼を結び、作家の道へ。評伝、交流に基づく文学史的小説と、大衆ベストセラー小説、食通エッセイで活躍した。1994年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)