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文明の内なる衝突 9.11、そして3.11へ

河出文庫 お24−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-309-41097-5
4-309-41097-9
税込価格 935円
頁数・縦 296P 15cm

商品内容

要旨

9・11テロは我々の内なる欲望を映し出す鏡だった―あの破局をもたらした根源的要因をさぐり、資本主義社会の閉塞を突破して奇跡的に到来する「共存」への道筋を示してみせた画期的論考。逆説に満ちた、スリリングな展開は大澤社会学の真骨頂。10年をへだてた2つの「11」から新たな思想的教訓を引き出す3・11論を増補。

目次

序章 9・11テロ、そして社会哲学の失効
第1章 文明の内的かつ外的な衝突
第2章 イスラームと資本主義
第3章 原理主義的転回
第4章 弱くかつ強い他者たちへ
補章 倫理の偶有的な基礎―9・11と3・11の教訓

著者紹介

大澤 真幸 (オオサワ マサチ)  
1958年、長野県生まれ。社会学者。思想誌『THINKING 「O」』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)