• 本

江戸食べもの誌

河出文庫 お16−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-309-41131-6
4-309-41131-2
税込価格 836円
頁数・縦 213P 15cm

商品内容

要旨

身分を問わず江戸庶民が舌鼓を打った四季折々の「味」の数々を、川柳や小咄を枕に紹介。ももんじ屋、笹の雪、桜餅、山屋豆腐、業平蜆、女川菜飯、幾世餅、奈良茶、鴨葱、滋姑、芋田楽…。昔の味から今に伝わる味までを網羅。江戸通人による決定版。

目次

其の1 いまものこる江戸の味(ももんじ屋―薬食いと称した栄養食
ねぎま―江戸の冬を暖めた代表的鍋料理
初鰹―初物好きな江戸っ子垂涎の的 ほか)
其の2 いまはむかし江戸の味(夜鷹蕎麦―今、屋台ラーメン、昔、夜鷹蕎麦
四方の味噌―四方に知られた赤味噌の名品
田楽―お大尽は真崎、庶民は豊島屋 ほか)
其の3 江戸の味・余滴(鴨葱(諺)―おあつらえ向きとはこのことなり
茄子(諺)―秋茄子は嫁に食わすなとは?
山芋(諺)―山芋が鰻に化ける精進料理 ほか)

著者紹介

興津 要 (オキツ カナメ)  
1924年、栃木県生まれ。近世文学者。早稲田大学卒業後、同大学教授に。川柳、戯作、滑稽文学、落語、ジャーナリズムの研究で知られる。1999年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)