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21世紀のポップ中毒者

河出文庫 か24−3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-309-41217-7
4-309-41217-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 535P 15cm

商品内容

要旨

本書のために著者が自らつけたコピーは「ポップ・カルチャーは、世界のうつに風穴を開ける」。9・11以降、2000年代を覆った閉塞感の中で、パリやバンコクへと飛び、国内では菊地成孔のジャズや宮藤官九郎のドラマを追い続けたシリーズ最終作。セミ・フィクション「エロス+満腹」、下井草秀とのユニットで豪華ゲストを招いた「文化デリックのPOP寄席」など新境地もあり。

目次

アフター9・11
王道への、回顧ではなく、回帰へ。
80年代の落とし前
素人。をディレクション
あの団欒の中で集まろう
官能帝国で考え中
差異を差異として楽しむ態度
アジアン・ビューティに首ったけ
エロス+満腹
文化デリックのPOP寄席2007
華麗なる華麗、過激なる華麗。
音楽のらせんをひとっ飛び

著者紹介

川勝 正幸 (カワカツ マサユキ)  
1956年11月21日、福岡県生まれ。2012年1月31日没。享年55。自らを「ポップ・ウィルスに感染した『ポップ中毒者』」と呼んだエディター/ライター。広告代理店勤務を経て、執筆家/編集者/放送作家として独立。雑誌への寄稿、映画パンフレットの編集、CDジャケットのクリエイティヴ・ディレクションなど、その活動は多岐にわたった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)