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口語訳遠野物語

河出文庫 や27-1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-309-41305-1
4-309-41305-6
税込価格 880円
頁数・縦 245P 15cm

商品内容

要旨

百年の月日を越え、語り継がれ読み続けられている不朽の名作『遠野物語』。柳田国男が言い伝えを採集し流麗な文語でまとめた原文を、今日の読者にわかりやすく味わい深い口語文に。大意をそこなわずに、会話を遠野方言であらわしながら再構成していく冒険的な試み。丁寧な注釈も付す。原典への橋渡しとして。

目次

遠野郷のなりたち
遠野三山
山女の黒髪
笹原の山女
笛吹峠の山人
さらわれた娘(青笹村)
さらわれた娘(上郷村)
寒戸の婆
大谷地の怪
妹のシルマシ〔ほか〕

著者紹介

柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)  
1875年、兵庫県生まれ。東京帝国大学卒業後、農商務省に勤務、貴族院書記官長を経て朝日新聞社客員となる。全国各地を訪れて民俗調査を重ね、日本民俗学を確立した。1962年没
佐藤 誠輔 (サトウ セイユウ)  
1928年、岩手県遠野市生まれ。岩手県立遠野中学校卒業。遠野市内小学校教諭、教頭、校長として勤めた。現在、遠野物語研究所研究員など
小田 富英 (オダ トミヒデ)  
1949年、東京都生まれ。作新学院大学特任教授、『柳田国男全集』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)