草を褥に 小説牧野富太郎
河出文庫 お44−1
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-309-41931-2
(4-309-41931-3) |
税込価格 | 979円 |
頁数・縦 | 213P 15cm |
商品内容
要旨 |
植物分類学に生涯を捧げた牧野富太郎は、幕末の土佐で酒造業等を営む裕福な家の一人息子として生まれた。早くに両親を亡くすも、自らの意思で小学校中退のまま家産を費やして植物の研究に没頭する。その陰には不遇な夫を支える妻・寿衛子がいつもいた。二人の書簡を交えながら同郷の作家・大原富枝が我侭な人情家学者の破天荒な人物像と特異な夫婦愛を活写する。 |
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出版社・メーカーコメント
全財産を植物研究に捧げた希代の植物学者・牧野富太郎を支えるために妻・寿衛子は厳しい生活に耐え抜き、子どもを育てた。二人の書簡を多数引用して、これまで描かれなかった二人の素顔に迫る評伝風小説。