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差異と反復 下

河出文庫 ト6−8

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-309-46297-4
4-309-46297-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 411,25P 15cm
シリーズ名 差異と反復

商品内容

要旨

自ら「哲学すること」を試みた最初の書物と語る、ドゥルーズ哲学のすべての起点となった名著。下巻では“理念”、そして強度、潜在性などの核心的主題があきらかにされるとともに、差異の極限における「すべては等しい」「すべては還帰する」の声が鳴り響く。それまでの思考/哲学を根底から転換させる未来の哲学がここにはじまる。

目次

第4章 差異の理念的総合(問題的な審廷としての理念
未規定なもの、規定可能なもの、および規定作用―差異
微分 ほか)
第5章 感覚されうるものの非対称的総合(差異と雑多なもの
差異と強度
差異の取り消し ほか)
結論 差異と反復(表象=再現前化批判
有限か無限かという二者択一は無益であること
同一性、類似、対立、そして類比―それら(四つの錯覚)はどのようにして差異を裏切るのか ほか)

著者紹介

ドゥルーズ,ジル (ドゥルーズ,ジル)   Deleuze,Gilles
1925年生まれ。哲学者。1995年、自ら死を選ぶ
財津 理 (ザイツ オサム)  
1947年生まれ。思想研究家(現在、法政大学教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)