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エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡

河出文庫 コ6−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-309-46374-2
4-309-46374-6
税込価格 990円
頁数・縦 348P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 大人のための絵本作家エドワード・ゴーリーが選りすぐったディケンズ、ブラックウッドなど古典的名作の怪奇小説アンソロジー。書下ろしの挿画がさらなる不吉な妄想を駆り立てます。「インタビューでは本当のことはほとんど言わない」と語った彼ですが「人々をどれだけ不安にさせるかを使命としている」という発言は本心に違いないでしょう。  ゴーリーが愛した12の怪談、寝苦しい夜には憑かれたように読みふけってみては?

    (2014年3月29日)

商品内容

要旨

典型的な幽霊屋敷ものから、悪趣味ギリギリの犯罪もの、秘術を上手く料理したミステリまで、奇才ゴーリーによる選りすぐりの怪奇小説アンソロジー。古典的名作「猿の手」(W.W.ジェイコブズ)、「信号手」(C.ディケンズ)も収録。すべての作品に「何か」を予想させる、かなり怖いゴーリーの描き下ろし挿絵付き決定版。

著者紹介

ゴーリー,エドワード (ゴーリー,エドワード)   Gorey,Edward
1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。2000年没
柴田 元幸 (シバタ モトユキ)  
1954年、東京生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。オースター、エリクソン、ミルハウザー、パワーズ等の作品を精力的に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)