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ナボコフのロシア文学講義 下

河出文庫 ナ2−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-309-46388-9
4-309-46388-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 357P 15cm
シリーズ名 ナボコフのロシア文学講義

商品内容

要旨

良質の文学は良質の読者を生み出し、つねに俗悪なものと対峙している―。亡命という大きな悲しみの中で、ナボコフは故国の文学をいかに語ったのか。下巻は、ナボコフがロシア最高の小説家と讃えるトルストイの『アンナ・カレーニン』ほか、チェーホフ、ゴーリキー作品を取り上げる。独自の翻訳論「翻訳の技術」も必読。

目次

レオ・トルストイ
アントン・チェーホフ
マクシム・ゴーリキー
俗物と俗物根性
翻訳の技術
結び

著者紹介

ナボコフ,ウラジーミル (ナボコフ,ウラジーミル)   Nabokov,Vladimir
1899‐1977年。作家。ペテルブルグ生まれ。ロシア革命によりベルリンに亡命、ロシア語で執筆を開始。1940年に米国に移住、大学で教えながら、英語での執筆をはじめる。55年に発表した『ロリータ』が世界的な大ベストセラーとなる
小笠原 豊樹 (オガサワラ トヨキ)  
1932年生まれ。翻訳家。訳書に、マヤコフスキー『マヤコフスキー詩集』、ブラッドベリ『火星年代記』他。岩田宏の名で、詩人・小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)