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世界文学全集 1−12

アルトゥーロの島

池澤夏樹=個人編集世界文学全集 1−12

出版社名 河出書房新社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-309-70952-9
4-309-70952-4
税込価格 3,740円
頁数・縦 571,12P 20cm
シリーズ名 世界文学全集

商品内容

要旨

『アルトゥーロの島』―ナポリ湾の小島で、自然を友とし野生児のように暮らす少年アルトゥーロ。不在がちな父の帰りを待ちわびる彼だったが、ある日突然、父が新妻を連れて島に戻ってくる。最愛の父に寄り添う彼女に少年は激しい反感を覚え、幸福な日々は軋れ出す―ストレーガ賞に輝いた傑作を新訳で。『モンテ=フェルモの丘の家』―モンテ・フェルモの館「マルゲリーテ」。そこはかつて若者たちが集う、不滅の友情の砦だった。しかし時は流れ、それぞれが求めた自由への道は、多くの関係を壊し、多くの絆を断ち切っていく。喪失の悲しみの中から、人はふたたび関係を紡いていくことができるのだろうか。ファシズム期イタリアの闇の時代をくぐり抜けた二人の女性作家の代表作を新訳と名訳でおくる。

出版社
商品紹介

多感な少年と若い義母の葛藤を描いたストレーガ賞受賞作と、家族の崩壊と再生を描いた名作。いずれも現代イタリアの代表的作家の傑作。

おすすめコメント

【アルトゥーロの島】少年の禁断の恋の行方を瑞々しく描きストレーガ賞に輝いた傑作。ナポリ湾に浮かぶ小島を舞台に、自然を友として育った多感な少年アルトゥーロとその義母の禁じられた恋の行方を描いた、比類なく美しい青春の物語。映画化。【モンテ・フェルモの丘の家】家族とは何か。現代イタリア文学の代表的作家が問い続ける究極のテーマ。モンテ・フェルモにあるマルゲリーテの館にかつて集った友人たち。六〇〜七〇年代の「熱い時代」にそれぞれが謳歌した自由の行方を再構成しつつ描く、家族の崩壊と再生の物語。

著者紹介

モランテ,エルサ (モランテ,エルサ)   Morante,Elsa
1912‐1985。1912年ローマ生まれ。幼時から詩や童話を書き、20歳頃から精力的に作品を発表する。41年、短編集『秘密の遊び』でデビュー。イタリアが内戦状態に陥った43年、夫アルベルト・モラヴィアと共に地方の農村に避難。解放後のローマで執筆を再開し、48年、長編『嘘と魔法』でヴィアレッジョ賞、57年『アルトゥーロの島』でストレーガ賞を受賞し作家としての地位を確立する。戦後イタリア最大の女性作家とみなされている
ギンズブルグ,ナタリア (ギンズブルグ,ナタリア)   Ginzburg,Natalia
1916‐1991。1916年パレルモ生まれ。18歳で初めて短編を文学誌に発表。反ファシズム活動家のレオネ・ギンズブルグと結婚し、40年から3年間を夫の流刑地の南伊の寒村で過ごす。42年、最初の小説『町に行く道』を刊行。解放前のローマで夫が獄中死を遂げた後、幼時を過ごしたトリノに戻り、出版社のエイナウディ社で働く。52年、『私たちの歩いてきた道』でヴェイロン賞、57年、『ヴァレンティーノ』でヴィアレッジョ賞、63年、『ある家族の会話』でストレーガ賞を受賞する。多くの戯曲、エッセイも著した
中山 エツコ (ナカヤマ エツコ)  
1957年東京生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。ヴェネツィア大学文学部卒業。現在ヴェネツィア大学講師
須賀 敦子 (スガ アツコ)  
1929年兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)