• 本

世界探検全集 01

東方見聞録

  • マルコ・ポーロ/著 青木富太郎/訳
出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-309-71181-2
4-309-71181-2
税込価格 2,178円
頁数・縦 341P 20cm
シリーズ名 世界探検全集

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 歴史の授業で聞いたけど、読んだことのない東方見聞録。
    現代語訳なのでわかりやすく、
    各章も短めなので思ったよりずっと読みやすいです。
    想像力豊かに読みたい本です。

    (2023年2月8日)

商品内容

要旨

稀代の大ぼらふきか?偉大なる冒険家か?未知なる世界を記述した奇想天外な冒険譚。父が残したフビライ・ハーンとの約束を果たすため、ヴェニスの商人マルコ・ポーロはアジアへと旅立った。小アジア、ペルシア、パミール高原、タクラマカン砂漠を経て元が席捲する中国へ。そこには見るものを圧倒する絢爛な文明が待ち受けていた…西洋に東洋の存在を知らしめ、大航海時代の原動力となった旅行記の古典。

目次

第1編 小アルメニアから上都開平府のフビライ・ハーンの宮廷にいたる旅行中に見聞した諸国のこと(小アルメニア
トルコマニア ほか)
第2編(フビライ・ハーン、その宮廷と首都
カタイの西部および西南部への旅
カタイの南部とマンジへの旅)
第3編 日本、南海諸島、南インド、インド洋の沿岸及び諸島(マンジの商船とインド洋で使用される船
チパング島と大ハーンの軍の遠征 ほか)
第4編 タタールの君主の間の戦争と北方諸国のこと(大トルコ
ハイドゥとフビライ・ハーンとの戦争 ほか)

出版社・メーカーコメント

ヴェニスから小アジア・パミール高原を経て中国に入り、元が席捲するアジア各地を行脚、16年に及ぶ見聞を克明に記して、西洋人に東洋への眼を開かせた旅行記の古典。

著者紹介

ポーロ,マルコ (ポーロ,マルコ)   Polo,Marco
1254?‐1324。ヴェニスの商人で旅行家。宝石商であった父に従い1271年東方に向かって旅立ち、小アジア・中近東・パミール高原を経て1275年北京に到達した。元のフビライ・ハーンに重用され、官吏としておよそ16年にわたり元朝に仕えたが、1295年ヴェニスに帰還。日本の初紹介を含んだ彼の見聞録は当時の西洋人に極めて鮮烈な衝撃を与え、西洋人の東方に関する貴重な情報源となった
青木 富太郎 (アオキ トミタロウ)  
1908‐1988。東京に生まれる。1933年東京大学文学部東洋史学科を卒業。蒙古研究所、東亜研究所等の勤務を経て、1949年高知大学文理学部教授となる。その後、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)