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利己的な遺伝子

40周年記念版

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-314-01153-2
4-314-01153-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 581P 20cm
シリーズ名 生物=生存機械論

商品内容

要旨

私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか?本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。

目次

人はなぜいるのか
自己複製子
不滅のコイル
遺伝子機械
攻撃―安定性と利己的機械
遺伝子道
家族計画
世代間の争い
雄と雌の争い
ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう〔ほか〕

著者紹介

ドーキンス,リチャード (ドーキンス,リチャード)   Dawkins,Richard
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる
日高 敏隆 (ヒダカ トシタカ)  
1930年生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。京都大学名誉教授。動物行動学者。1975年の著書『チョウはなぜ飛ぶか』(岩波書店)で毎日出版文化賞受賞。2001年に『春の数えかた』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2008年瑞宝重光章受章。2009年歿
岸 由二 (キシ ユウジ)  
1947年生まれ。東京都立大学理学研究科博士課程退学(理学博士)。慶應義塾大学名誉教授。専門は進化生態学。流域アプローチによる都市再生論を研究、実践。NPO法人小網代野外活動調整会議代表理事。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事
羽田 節子 (ハネダ セツコ)  
1944年生まれ。東京農工大学卒業。2013年歿
垂水 雄二 (タルミ ユウジ)  
1942年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て翻訳家、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)