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音と脳 あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-314-01203-4
4-314-01203-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 375P 19cm

商品内容

要旨

言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声―聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか?音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。ルネ・フレミングら世界的ミュージシャンも絶賛!2022年米国出版協会専門学術出版賞(生物医学)/ノーチラス・ブック・アワード金賞(科学・宇宙)。

目次

サウンドマインド―音と脳の協調関係
第1部 音の働き(頭の外の信号
頭の中の信号
学習―頭の外の信号が頭の中の信号に変わるとき
聴く脳―探究)
第2部 音は私たちを形作る(音楽はジャックポット―感覚・思考・運動・感情の大当たり
頭の中のリズム、頭の外のリズム
言語のルーツは音
音楽と言語の協調関係
バイリンガル脳 ほか)

著者紹介

クラウス,ニーナ (クラウス,ニーナ)   Kraus,Nina
Ph.D.神経科学者。ノースウェスタン大学コミュニケーション科学・障害学部教授。ピアニストの母の影響で幼少期から音楽に親しむ。成人の神経系が学習後に再編成される可能性を最初に示した研究者の一人。30年にわたり音処理の生物学的基礎についての先駆的な研究を行ない、世界で上位1%とされるResearch.comベストサイエンティストの神経科学分野にランクインしている
柏野 牧夫 (カシノ マキオ)  
日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所柏野多様脳特別研究室長。NTTフェロー。人間の認知や行動の多様性について、脳・身体・環境の相互作用の観点から研究。2016年に「多様な環境での柔軟な知覚を支える人間の聴覚機構の研究」で文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞
伊藤 陽子 (イトウ ヨウコ)  
翻訳家。東京女子大学文理学部心理学科卒。翻訳を柴田裕之氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)