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音楽と人のサイエンス 音が心を動かす理由

ニュートン新書

出版社名 ニュートンプレス
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-315-52588-5
4-315-52588-X
税込価格 1,660円
頁数・縦 319P 18cm

商品内容

要旨

なぜ、人は音楽が好きなのでしょうか?言い換えると、なぜ、特定の音の組み合わせによるメロディーやハーモニーが好きなのでしょうか?本書は「人が声を発する仕組み」や「音を認識するメカニズム」「音楽と発声の類似性」など、生物学の観点から「人が音楽を好む理由」にアプローチ。「特定の音の組み合わせが心地よく聞こえる理由」や「音楽によって感情が引き起こされる理由」、さらに「文化による音楽の違い」まで解き明かします。普段、何気なく聴いている音楽に対する印象が一変する1冊です。

目次

第1章 音信号と音刺激
第2章 音信号の認知
第3章 人間の発声
第4章 音楽と発声の類似性
第5章 協和音と不協和音
第6章 音階(スケール)
第7章 音楽と感情
第8章 文化による音楽と音声の違い
第9章 他分野との関係

出版社・メーカーコメント

なぜ、人は音楽が好きなのでしょうか? 言い換えると、なぜ、特定の音の組み合わせによるメロディーやハーモニーが好きなのでしょうか? 本書は「人が声を発する仕組み」や「音を認識するメカニズム」「音楽と発声の類似性」など、生物学の観点から「人が音楽を好む理由」にアプローチし、「特定の音の組み合わせが心地よく聞こえる理由」や「音楽によって感情が引き起こされる理由」、さらに「文化による音楽の違い」まで解き明かします。 普段、何気なく聴いている音楽に対する印象が一変する1冊です。

著者紹介

パーヴス,デール (パーヴス,デール)   Purves,Dale
1938年3月11日生まれ。神経科学者。1960年イェール大学で文学士号取得、1964年ハーバード大学で医学博士号取得。マサチューセッツ総合病院で外科医として臨床研修を行ったのち、平和隊の医師として勤務後、ハーバード大学とロンドン大学で博士号を取得。主な研究対象は視覚と神経生物学的基盤。本書ではその経験的視覚理論を聴覚研究に広げ、音楽の現象学理解に繋げている。2013年からデューク大学ジョージ・B・ゲラー神経生物学教授、同大名誉教授、デューク脳科学研究所教授
小野 健太郎 (オノ ケンタロウ)  
広島大学脳・こころ・感性科学研究センター助教。新潟大学大学院医歯学総合研究科博士後期課程を修了後、国立長寿医療研究センター、マックスプランク研究所、京都大学、立命館大学を経て現職に至る。専門は心理学・認知神経科学。音楽認知に関わる心理・神経メカニズムと内受容感覚の働きについて脳波やfMRIを用いた研究を行っている。博士(医学)
徳永 美恵 (トクナガ ミエ)  
翻訳家。全国英語通訳案内士、国際協力機構(JICA)および日本国際協力センター(JICE)コーディネーターとしてガイド、通訳、翻訳、留学生支援などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)