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環境教育からみた自然災害・自然景観

出版社名 協同出版
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-319-00657-1
4-319-00657-7
税込価格 2,090円
頁数・縦 210P 21cm

商品内容

要旨

本稿では、自然災害への対応と自然景観の活用を重視して、これまでの見解を環境教育の観点から整理し、地域での実践にも取り組んだ例を記した。

目次

第1章 自然災害の取り扱いの現状と課題(自然災害に関する防災・減災教育と環境教育
学校教育での自然災害等に対する安全・防災教育
持続可能な開発のための教育(ESD)と自然災害)
第2章 自然景観、自然災害についての教材開発の観点(防災教育の観点からみた火山の恵みと災害
水害と治水からみた自然環境と人間活動
小学校で自身教育・地震防災教育は可能か?―「総合的な学習の時間」における授業実践研究を通して)
第3章 地域素材の発見と教材・プログラムの開発(環境教育の視点から捉えた都市化地域の地震災害―1978年宮城県沖地震、1995年兵庫県南部地震の地盤災害を例に
沖積平野における水害・治水についての教材・プログラム開発―大阪府河内平野での自然災害の歴史性を例として
科学・技術・社会相互関連(STS)教育の観点からとらえた地域素材―長野県小布施地域の河川環境を主題として
水害や治水を素材とした持続可能な開発のための教育(ESD)―岐阜・西濃地域を事例とした学習素材研究)
第4章 自然災害への対応と自然景観を活用したフィールドワーク(自然災害発生時における支援活動
授業から地域防災へ―静岡県での高校生を主体とした防災講座による地域への啓発活動
「総合的な学習の時間」における地域の教材開発―小学校での「わき水」調査の実践から
フィールドミュージアムを活用した野外研修―糸魚川周辺における教員研修・教員養成プログラムの開発と実践)

著者紹介

藤岡 達也 (フジオカ タツヤ)  
上越教育大学学校教育学部教授・兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科教授併任。環境教育・科学教育専攻。1959年大阪府生まれ。大阪府教育センター指導主事等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)