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重要なことについて 第1巻

出版社名 勁草書房
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-326-10302-7
4-326-10302-7
税込価格 9,900円
頁数・縦 565,13P 22cm
シリーズ名 重要なことについて

商品内容

要旨

パーフィットは、規範倫理学の三つの伝統的な理論である帰結主義、カント主義、契約主義は究極的には対立しないという立場をとり、詳細にして説得力ある議論を紡ぐ。カントを超えて、我々の道徳をめぐる議論を研ぎ澄ます。

目次

1 理由(規範的概念
客観主義理論
主観主義理論 ほか)
2 原理(可能な合意
単に手段として
尊敬と価値 ほか)
3 理論(普遍的法則
誰もがそうしたらどうなる?
不偏性 ほか)

出版社・メーカーコメント

原著刊行後10年で21世紀最大かつ最重要哲学書の地位を確立した道標的大著、ついに翻訳完成!道徳概念の根幹へと迫る浩瀚なる書。〈理由原理主義〉、そして〈カント的規則帰結主義〉へ──。パーフィットは、規範倫理学の三つの伝統的な理論である帰結主義、カント主義、契約主義は究極的には対立しないという立場をとり、詳細にして説得力ある議論を紡ぐ。カントを超えて、我々の道徳をめぐる議論を研ぎ澄ます道標的大著。第1巻序論にサミュエル・シェフラー。【原著】Derek Parfit, On What Matters Volume One(Oxford University Press, 2011)

著者紹介

パーフィット,デレク (パーフィット,デレク)   Parfit,Derek
1942年、中国生まれのイギリス人。オックスフォード大学で学び、1967年以来オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジのシニア・リサーチ・フェロー(研究員)。専門分野は倫理学と形而上学、特に両者の相互関係。2017年没
森村 進 (モリムラ ススム)  
1955年東京生まれ。東京大学法学部卒業。法学博士。専門は法哲学。一橋大学名誉教授。前日本法哲学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)