歴史認識問題とメディアの政治学 戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析
日本大学法学部叢書 第45巻
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-326-30303-8
(4-326-30303-4) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 241,14P 22cm |
商品内容
要旨 |
日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題―私たちはなぜ今、歴史認識を「問題」としているのか?戦後断続的に外交問題化してきた日韓間の歴史認識問題を、メディア・世論・政治エリートが相互作用する「意味づけをめぐる政治」から分析する。 |
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目次 |
第1部 外交政策の政治コミュニケーションに関する理論的考察(政治コミュニケーション論の展開 |
出版社・メーカーコメント
歴史認識はいかに形成され、日韓関係で何が「問題」とされてきたのか? 政治エリート・メディア・世論の相互作用から解明する。日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題…。戦後日韓関係において歴史認識問題は潜在化と顕在化を繰り返し、幾度も争点化されてきた。我々の歴史認識の構築にメディアと世論はいかに関与しているのか。政治コミュニケーションのフレーム概念を駆使し、政治エリート・メディア・世論が相互作用する争点化過程を鮮やかに析出する。