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電力と政治 日本の原子力政策全史 下

出版社名 勁草書房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-326-35173-2
4-326-35173-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 351,15P 20cm
シリーズ名 電力と政治

商品内容

要旨

民主党政権は電力システム改革を進めたにもかかわらず、なぜまやかしの「脱原発」政策しか決められなかったのか?安倍政権では電力主由化の改革は急速に進んだのに、なぜ脱原発は後退したのか?とは言え、なぜ自民党は原発再稼働を思うように進められないのか?原発政策が「変われない」理由に、政治学で鋭く切り込む!

目次

第7章 野田内閣における原発ゼロへの挑戦と挫折(野田内閣の発足
東電へのデュー・ディリジェンスと原子力損害賠償支援機構の発足 ほか)
第8章 安倍内閣と原子力規制委員会―原発回帰の限界(「原発ゼロ」の見直し
原子力規制委員会の設置 ほか)
第9章 原発再稼働と電力自由化の矛盾(老朽原発の廃炉と原発再稼働
原発再稼働の進展と司法の覚醒 ほか)
第10章 終わらない東電問題と核燃料サイクル問題(もんじゅ廃炉と核燃料サイクル事業の継続
原発再稼働と地方自治体 ほか)
終章 時間のなかの電力・エネルギー政策(経路依存
タイミングと配列 ほか)

おすすめコメント

圧倒的総括!迫真のドキュメント!戦後政治の「暗黒面」を凝縮した国策をあますことなく伝える。将来を展望するための2巻本。

著者紹介

上川 龍之進 (カミカワ リュウノシン)  
1976年生まれ。京都大学法学部を卒業。京都大学大学院法学研究科博士後期課程を修了、博士(法学)を取得。日本学術振興会特別研究員、愛媛大学法文学部助手、講師を経て、大阪大学大学院法学研究科准教授。専門は政治過程論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)