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フェミニズムと権力作用 新装版

出版社名 勁草書房
出版年月 2000年9月
ISBNコード 978-4-326-65094-1
4-326-65094-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 224P 20cm
シリーズ名 フェミニズムと権力作用

商品内容

要旨

女性たちの間には「フェミニズム」への「あき」ともいえる感覚が広まっている。どんなことでもそれが繰り返されると「あきてしまう」。たとえ「問題」が何も解決していなくとも、「問題」の出し方に対して「あき」てしまうのである。本書はこんな感覚を前提として書かれた。自分の中にもあるそんな感覚に付合いながらも「何か変だ。そんなに簡単に結論を出してしまってよいのか」という自問を繰り返すことで書かれた。

目次

フェミニズムを卒業した女たち
フェミニズムと権力作用
解放を無みするもの―「社縁社会からの総撤退」論批判
差別問題の構造―言説の空洞化をめぐって
性別カテゴリーと平等要求
日常性としての性差別
結婚の意味の変貌
性別分業論は成立するか―これからの女と男
夫婦関係と親子関係のゆくえ
男性の老い・女性の老い