• 本

セックスする権利

出版社名 勁草書房
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-326-65439-0
4-326-65439-2
税込価格 2,970円
頁数・縦 276,43P 20cm

商品内容

要旨

個人的で親密で、このうえなく政治的なセックスがほんとうに自由になるには、なにが必要だろう?「わからない。試してみよう。」インセル、#MeToo、同意、オンライン・ポルノ、セックスワーク、監獄主義―誰を求め誰に求められることを欲するのか。わたしたちの欲望のありかたを、いまこの世界の「セックスの政治と倫理」を、フェミニストたちの豊かな思想的蓄積から照射する。19言語で翻訳。オックスフォード大チチェリ講座教授に最年少で女性・非白人として初めて就任した、哲学界の新星による鮮烈なフェミニズム・エッセイ集。サンデー・タイムズ紙(UK)ベストセラー、オーウェル賞2022最終候補作、全米批評家協会賞最終候補作。

目次

男たちに対する陰謀
ポルノについて学生と話すこと
セックスする権利
コーダ―欲望の政治
教え子と寝ないこと
セックス、監獄主義、資本主義

出版社・メーカーコメント

個人的で親密で政治的な、私たちのセックスについてフェミニズムは何を語ってきただろう?各誌絶賛、気鋭の哲学者による初エッセイ集インセル、#MeToo、オンライン・ポルノ、セックスワーク、監獄主義――誰を求め誰に求められることを欲するか、欲望には個人の好みを通じてあらゆる抑圧が根を張っている。性の政治をめぐる複雑な問題にとどまり、フェミニストがセックスについて考え語ってきたことを緒に、21世紀フェミニズムを更新する。特別解説=清水晶子【原著】Amia Srinivasan, The Right to Sex, 2021, published by Bloomsbury (UK) and Farrar, Straus and Giroux (USA).

著者紹介

スリニヴァサン,アミア (スリニヴァサン,アミア)   Srinivasan,Amia
1984年バーレーン生まれ。ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、台湾で育つ。現在はオックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジ社会政治理論チチェリ講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)