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幻の北海道殖民軌道を訪ねる 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ

交通新聞社新書 002

出版社名 交通新聞社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-330-07309-5
4-330-07309-9
税込価格 880円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

殖民軌道は、かつて北海道の開拓のために敷設された特殊な交通機関で、まさに「幻の鉄道」。最盛期には総延長数百キロにも及んだ殖民軌道も、高度経済成長期の急速な道路整備によって衰退し、昭和47年には完全に姿を消した。本書は、その幻の鉄道を、わずかな手がかりをもとに自転車でたどるスーパー廃線紀行。日本国土発展の陰に隠れた歴史の発見を著者とともにしてほしい。

目次

第1章 さいはての殖民軌道(平成十三年根室)(虹別の熊
標津のカラス
急転川北郵便局
秘湯養老牛温泉)
第2章 湿原の殖民軌道(平成十四年釧路)(雨の巡礼白装束
蕗畑
きょうのわざをなしおえて
釧路湿原裏街道)
第3章 北への思い(平成十五年日高)(日高計画
健康診断
スーパーシート
ホルター心電計
カウントダウン
日高の軌跡)
第4章 旅の終わり(平成十七年釧路・十勝)(急行はまなす
支笏湖
札幌郊外三軌道
終点沼幌
雪の終章)

出版社・メーカーコメント

殖民軌道は、かつて北海道にだけ存在した特殊な軽便鉄道。国鉄の駅などがあった中心集落と周辺の入植地の間に役所が敷設したごく簡単な軌道で、おもに農産物の輸送に使用されました。動力となる馬は入植者が用意し、自ら運行も行なっていました。最盛期には総延長700キロにも及んだ殖民軌道も、道路の整備によって急激に衰退、昭和47年には完全に姿を消しています。このように、簡易な軌道であったため、当時を窺い知ることができる産業遺産や記録はほとんど現存しない、まさに「幻の鉄道」なのです。著者は、わずかな手がかりを元に愛車の自転車のペダルをひたすら漕ぎ、軌道や停車場などがあったと思われる道なき道をたどります。平成13〜17年の間に、著者が訪ねた順に沿って、根室、釧路、日高、十勝と話を進めていく感動のノンフィクション紀行エッセイです。

著者紹介

田沼 建治 (タヌマ ケンジ)  
昭和22年、栃木県足利市生まれ。一橋大学鉄道研究会OB。神奈川県鎌倉市大船在住。化学会社のサラリーマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)