• 本

箱根の山に挑んだ鉄路 『天下の険』を越えた技

交通新聞社新書 032

出版社名 交通新聞社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-330-23111-2
4-330-23111-5
税込価格 880円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

日本を代表する大温泉地であり、また、明治以降早くから高級別荘地として開け、首都・東京の奥座敷として発展してきた「箱根」。その麓に位置する箱根湯本と山間の強羅間8・9kmを結ぶ標高差445mの鉄道が箱根登山鉄道だ。本書は、その誕生の経緯、そして粘着方式の鉄道では日本第1位、世界でも第2位の急勾配を克服した技術に焦点を当てながら、箱根の知られざる一面に迫る。

目次

第1章 なんだ坂!こんな坂!(水も滴る急曲線
頼りは摩擦の力だけ ほか)
第2章 地獄の道に湧く温泉(この山は梵篋に似たり
石畳、歩きづらいのは首都防衛のため? ほか)
第3章 未曾有の計画(登山鉄道敷設の目論見
学は先人の技術 ほか)
第4章 キーワードは「ときめき」(小田急の財産
こんなのロマンスカーじゃない! ほか)

著者紹介

青田 孝 (アオタ タカシ)  
1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、旧国鉄の鉄道技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社。フリーランスとして執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)