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競馬と鉄道 あの“競馬場駅”は、こうしてできた

交通新聞社新書 122

出版社名 交通新聞社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-330-87718-1
4-330-87718-X
税込価格 880円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

競馬は、日本の近代スポーツの中で最も古くから鉄道との関わりを保ち続けてきた競技のひとつ。本書では、そのさきがけとなった明治天皇根岸競馬行幸のお召し列車や、全国各地に設けられた“競馬場駅”、競馬観戦用臨時列車など、競馬と鉄道との“深い絆”を示す実話の数々を、豊富な資料をもとにひもといてゆく。また、競馬場を沿線に持つ鉄道会社間の乗客争奪戦や、現在も行われている競馬観戦客輸送の工夫、鉄道会社が関わるレース、さらには海外競馬場のアセクス駅についても、アナウンサーらしい客観的な視点で幅広く紹介する。

目次

第1章 日本の鉄道と近代競馬 そのはじまり(日本初の競馬観戦列車は、お召し列車だった
よく似ている、鉄道と競馬の事始め ほか)
第2章 “競馬場駅”はこうしてできた(“冬の時代”を生き抜いた“競馬場駅”
全国に“競馬場駅”が続々誕生 ほか)
第3章 競馬場へ!!観客輸送のライバル合戦―その激しい闘いの跡を見る(一騎打ち・中山競馬場
一騎打ち・春木競馬場 ほか)
第4章 鉄道会社と競馬―その工夫とアイデア(京王電鉄・東京競馬場
JR東日本・東京競馬場と中山競馬場 ほか)
第5章 海外の“競馬場駅”―日本と似ている駅・似ていない駅(“本家”ダービーの開催場―イギリスエプソムダウンズ競馬場とエプソムダウンズ駅、タッテナムコーナー駅
パリ郊外にある速歩専門コース―フランスアンギャン競馬場とシャンドクルス・ダンギャン駅 ほか)

著者紹介

矢野 吉彦 (ヤノ ヨシヒコ)  
フリーアナウンサー。昭和35年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。昭和58年に文化放送に入社し、主にスポーツ番組を担当。平成元年からフリーとして活動。プロ野球、社会人野球、メジャーリーグ、バトミントン、Jリーグ、アメリカンフットボール、テニスなどのスポーツ実況を担当。なかでもテレビ東京系の競馬中継番組『ウイニング競馬』のレース実況アナとして長年活躍し、競馬ファンの間では“土曜競馬の声”として知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)