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〈大逆事件〉と禅僧内山愚童の抵抗

出版社名 佼成出版社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-333-02776-7
4-333-02776-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

自由と平等と平和を希求しつづけた一禅者の思想・信仰・行動―。大逆事件に連座し、刑死した内山愚童(1874‐1911年)。社会主義者・無政府主義者の側面に焦点が当てられがちだった愚童について、仏教者としての彼の「宗教的倫理」に着目し、その実像を描き出す。

目次

第1章 禅僧内山愚童の不服従の抵抗と殉教
第2章 「大逆事件」と三人の僧侶
第3章 大逆事件をめぐる関係宗門の対応と宗門内僧侶の批判的対応
第4章 内山愚童の思想と行動の遍歴
第5章 内山愚童と『平凡の自覚』
第6章 「伊藤中将姦通事件」と愚童の「平凡の自覚」
第7章 『入獄紀念・無政府共産・革命』の秘密出版
第8章 『道徳非認論』と『帝国軍人座右之銘』(新兵諸君に与ふ)
第9章 愚童の非暴力による不服従の抵抗運動
第10章 内山愚童の処刑と宗内復権・名誉回復

おすすめコメント

知逆事件に連座し、刑死した禅僧・内山愚童(1874〜1911年)。社会主義者・無政府主義者として語られがちであった愚童について、宗教者としての側面から光を当て、その思想と行動を明らかにする。宗教者の役割とは何か、また、信仰の本質とは何かを鋭く問い直した異色の評伝。

著者紹介

眞田 芳憲 (サナダ ヨシアキ)  
1937‐2017年。新潟県に生まれる。中央大学法学部卒業、中央大学大学院法学研究科博士課程修了。専攻はローマ法、比較法学、イスラーム法、法倫理学。中央大学法学部教授、中華人民共和国政法大学比較法研究所客員教授、日本比較法研究所所長、法文化学会理事長、地域文化学会理事長、立正佼成会評議員、庭野平和財団理事、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会平和研究所所長、中央学術研究所顧問等を歴任する。2015年、瑞宝中綬章を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)