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禅のおしえ12か月 つれづれ仏教歳時記

出版社名 佼成出版社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-333-02795-8
4-333-02795-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 149P 19cm

商品内容

要旨

一日一日、どれだけ生きたか、より、どう生きたかを自らに問いつづけて生きたい。欲に振り回される人生よりも、自分自身が主人公となって向上してゆく一日のほうが、はるかにすばらしい。その尊い一日の積み重ねが、美しい人生を形づくるのだ。

目次

一の心、初の心、正の心で
柳のように、しなやかに
沈黙の響きを聴く―勅題「静」によせて
求道へ、利他行へと大欲ばりに
がんばらず和してゆこう
鬼を出さず、仏を出して生きてゆこう―節分に思う
彼岸、此岸は地理的問題ではない
中身さえ本物で、豊かならば
利行は一法なりあまねく自他を利するなり
生命の尊さにめざめる〔ほか〕

おすすめコメント

1月「初詣」、2月「涅槃絵」、3月「彼岸」、4月「降誕会」……。毎月の仏教行事を絡めて、当代随一の尼僧が清冽にして揺るぎない心のあり方を説く。日々の移ろいの中に自らを見つめ、そこに息づく仏性に気づかせてくれる心の書。

著者紹介

青山 俊董 (アオヤマ シュンドウ)  
1933年、愛知県一宮市に生まれる。五歳の頃、長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。十五歳で得度し、愛知専門尼僧堂に入り修行。その後、駒澤大学仏教学部、同大学院修了後、曹洞宗教化研修所を経て、64年より愛知専門尼僧堂の講師として就任。76年より堂長、84年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職、無量寺東堂も兼ねる。後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆に活躍するほか、茶道、華道(教授)を通してわかりやすい禅の普及に努めている。2006年、女性では二人目の仏教伝道功労賞を受賞。2009年、曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて就任。明光寺(博多)僧堂師家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)