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インド仏教思想史 上

出版社名 佼成出版社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-333-02828-3
4-333-02828-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 325P 19cm
シリーズ名 インド仏教思想史

商品内容

要旨

筆者が愛してやまない日本仏教=大乗物教が危うい。今こそ正しい大乗仏教理解と学びが必要…日本仏教の復権と再構築のためには、インド仏教の成立と展開に目を向ける必要がある。そんな想いから綴った渾身の書!

目次

序章 仏教思想史の可能性(歴史とは「対話」である
わたしの書きたい思想史 ほか)
第1章 根本仏教の思想構造(釈尊の説かれたもの
「宗教」と「無宗教」のあいだ ほか)
第2章 釈尊の死をめぐる問題(釈尊の教えの固定化
虚実のデーヴァダッタ ほか)
第3章 原初教団から部派教団へ(在家信者の総退場
小々戒は捨てるべきか ほか)
第4章 大乗仏教の必然性(方便の思想と菩薩の精神
仏塔信仰と見仏体験 ほか)

出版社・メーカーコメント

筆者が愛してやまない日本仏教=大乗仏教が危うい。今こそ正しい大乗仏教理解と学びが必要…日本仏教の復権と再構築のためには、インド仏教の成立と展開に目を向ける必要がある。そんな思いから綴った渾身の書、待望の復刊。

著者紹介

ひろ さちや (ヒロ サチヤ)  
1936年(昭和11年)大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から二十年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教をはじめとする宗教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動を行っている。厖大かつ多様で難解な仏教の教えを、逆説やユーモアを駆使して表現される筆致や語り口は、年齢・性別を超えて好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)