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『無門関』全48則 〈あたりまえ〉に出会う禅問答

出版社名 佼成出版社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-333-02868-9
4-333-02868-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 332P 19cm

商品内容

要旨

「難解」「解らぬもの」と揶揄され、生半可にかじれば魔境に迷い込むともいわれる禅の“公案”。自ら道場で『無門関』を身読した著者が老婆親切を尽くして解きほぐす、令和時代の入門書。

目次

門のない関所―無門関
犬の仏心―趙州狗子
狐に生まれ変わった老人―百丈野狐
指を切られた小坊主―倶胝竪指
達磨に髭がない―胡子無鬚
木に登った人―香厳上樹
にっこり笑った迦葉―世尊拈花
お椀を洗っておけ―趙州洗鉢
車輪を外した奚仲―奚仲造車
悟らない仏―大通智勝〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

幼少時に小児麻痺を患った著者が、自らの禅道場での修行体験と徹底した思索に基づいて、禅の公案集『無門関』全48則を読み解く。

著者紹介

野村 春眠 (ノムラ シュンミン)  
1953年2月5日京都市生まれ。1976年同志社大学文学部文化学科(哲学及び倫理学)卒業。司法書士片山事務所に4年間勤務。1980年黄檗宗にて出家得度。1989年黄檗宗和尚。2004年還俗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)