現代「神道」講座 寛容と共生のこころ
出版社名 | 佼成出版社 |
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出版年月 | 2024年2月 |
ISBNコード |
978-4-333-02915-0
(4-333-02915-5) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 259P 19cm |
商品内容
要旨 |
これで「神社」と「神道」がわかる―。神道が育む共生の智慧、日本文化の基盤に息づく姿、神社が果たしている現代的な役割を知る。日本神話にはじまり、森や動物、地名、建築、疫病、相撲、天気など幅広いジャンルとのかかわりを取り上げ、その「多面性」を明確にする一般向け教養書。 |
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目次 |
多様性を許容し合う社会―神道理解の可能性 |
出版社・メーカーコメント
周知のように神道は明治維新から第二次世界大戦敗戦までの数十年間をのぞいて、自然信仰(アニミズム)や仏教と融合(習合)し、日本人にとっていわば根源的存在(血・肉・骨)となっている。それは習俗、儀礼、ならわしなどとして、合理的デジタル社会となった現在でも習慣的に行われているし、人気アニメの舞台として取り上げられた神社がいわゆる「聖地」と言われ、多くの若者を中心に絵馬の奉納を目的とする「巡礼」が流行し続けている。また環境問題が語られるとき必ずと言っていいほど「鎮守の森の思想」や「式年遷宮」といった神道に関することばが取り上げられている。本書は、気鋭の神道学者による幅広い視野から書き進められた一般向け教養書といえよう。