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モノ・サピエンス 物質化・単一化していく人類

光文社新書 283

出版社名 光文社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-334-03383-5
4-334-03383-0
税込価格 836円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

臓器売買、代理母…ヒトは「パンツをはいたモノ」になり、やがて「使い捨て」られるのか?人間のモノ化(物質化・単一化)、「モノ・サピエンス化」がはじまったのは、広義にとらえれば人類の誕生とともに、少し限定すれば近代以降と考えられる。本書では、それをポストモダンの時代以降と想定。一九七〇年代から八〇年代にかけて、ポストモダンは世界的に大流行したが、この時代に「モノ・サピエンス化」が本格的にはじまったとする。さらにこの傾向に拍車がかかったのは、なんといっても九〇年代から。本書のテーマは「九〇年代以降の人間の状況」であり、このテーマに、さまざまな現象を通して迫っていく。

目次

プロローグ ヒトの「使い捨て」時代がはじまった
第1章 モノ化するブランド
第2章 モノ化するカラダ
第3章 モノ化する労働
第4章 モノ化する命
第5章 モノ化する遺伝子
第6章 モノ化する思考
第7章 モノ化する社会
エピローグ 「人間の尊厳」の終焉と新しい時代のはじまり

おすすめコメント

臓器売買、代理母…ヒトは「パンツをはいたモノ」になり、やがて「使い捨て」られるのか? 人間のモノ化(物質化・単一化)、つまり「モノ・サピエンス化」は、いつからはじまったのでしょうか。広義にとらえれば人類の誕生とともに、少し限定すれば近代以降と考えられます。しかし本書では、それをポストモダンの時代以降と想定しています。一九七〇年代から八〇年代にかけて、ポストモダンは世界的に大流行しましたが、この時代に「モノ・サピエンス化」が本格的にはじまったのです。さらにこの傾向に拍車がかかったのは、なんといっても九〇年代からでしょう。ですから、本書のテーマは、「九〇年代以降の人間の状況」であるとも表現できます。このテーマに、さまざまな現象を通して迫っていくことが、本書のねらいです。

著者紹介

岡本 裕一朗 (オカモト ユウイチロウ)  
1954年福岡生まれ。’84年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得。玉川大学文学部教授(哲学・倫理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)