• 本

名城の由来 そこで何が起きたのか

光文社新書 284

出版社名 光文社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-334-03384-2
4-334-03384-9
税込価格 792円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

徳川家康はなぜ荒れ果てた江戸にこだわったのか。秀吉が、武蔵が―。乱世を生きた男たちの夢と誇りが、ここにあった。城そのものの「物」ではなく、その場で起きた出来事や人々の生きざまを想像し、その心の軌跡をたどる、城郭鑑賞の醍醐味。

目次

序章 幻の城―新史料が語る新事実
第1章 城づくりの天才、豊臣秀吉(長浜城―秀吉初の居城
大阪城―古代から重視された聖地 ほか)
第2章 徳川家の城(岡崎城―神君出生の城
江戸城―家康がこの地にこだわった理由 ほか)
第3章 キリシタンゆかりの城(長篠城―時代をぬりかえた舞台
安土城―西欧建築の影響 ほか)
第4章 剣豪・宮本武蔵ゆかりの城(小倉城―城下で起きた巌流島の決闘
明石城―近世的な配置 ほか)
第5章 各地の大名の城(小田原城―日本最大の惣曲輪
松本城―漆黒の天守を誇る「烏城」 ほか)

おすすめコメント

秀吉が、家康が、武蔵が―。 乱世を生きた男たちの夢と誇りが、ここにあった。 私たちは、城郭のどこに魅力を感じるのだろうか。美しい天守や石垣のシルエット、攻撃のための設備のダイナミックさに心惹かれることも確かにあるだろう。しかし、最も魅力的な城郭の鑑賞要素は、その姿形ではなく、そこで繰り広げられたであろう合戦のありさまであったり、そこに生きた武将の生きざまにあるのではないだろうか。 つまり、城を見る上で最も大切なことは、城そのものの「物」ではなく、そこでどんなことが起こったかという「事」を見ることなのではないか。その場で起きた出来事や人々の生きざまを想像し、その心の軌跡をたどることにこそ、城郭鑑賞の醍醐味が隠されているように思われる。(「おわりに」より)

著者紹介

宮元 健次 (ミヤモト ケンジ)  
1962年生まれ。作家・建築家。’87年東京芸術大学大学院美術研究科修了。宮元建築研究所代表取締役、愛知産業大学建築学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)