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ネオリベラリズムの精神分析 なぜ伝統や文化が求められるのか

光文社新書 314

出版社名 光文社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-334-03415-3
4-334-03415-2
税込価格 979円
頁数・縦 328P 18cm

商品内容

要旨

市場至上主義、雇用の流動化、社会保障の縮小、ワーキングプア、格差、貧困、自己責任社会―。グローバル化経済のもと、多くの人々の生活が不安定化(プレカリテ)していくなかで、どのように個人のアイデンティティを保ち、社会を維持していけばいいのか?自分探し、心理学、お笑い、オタク文化、メディア・スピリチュアリズム、リアリティ・ショーの隆盛はいったい何を意味するのか?ラカン派社会学の立場から、現代社会、あるいは現代の人々がぶつかっている難問を記述し、処方箋の一端を示す。

目次

第1章 プレカリテとは何か?
第2章 再帰性のもつ問題
第3章 なぜ恒常性が必要なのか?
第4章 共同性を維持する現代の社会現象
第5章 電子メディアと解離的人格システム
第6章 文化の役割

おすすめコメント

この不安定な社会を乗り越え、人間的な豊かさを手に入れるには?なぜ「美しい国」や「とてつもない日本」では救われないのか?/なぜ細木数子はバラエティ番組にマッチするのか?/なぜニューエイジは、宗教であり、文化運動ではないのか?/なぜマクドナルドで働く若者は、職場にハマるのか?/なぜ芸能人は本当の性格を暴露されてもキャラを維持できるのか?/なぜオタクはキレる攻撃性に惹かれるのか?

著者紹介

樫村 愛子 (カシムラ アイコ)  
1958年京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程満期退学。愛知大学文学部人文社会学科准教授。専門はラカン派精神分析の枠組みによる現代社会・文化分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)